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人が思うように動かないのは当たり前

私は、この会社で「やれ」といった事は、ほとんどありません。
野に放たれた状態の当社社員に「やれ」と言っても、
自分にとって、いやな事は、「その時」だけ「やる」だけです。

要は、「やる気」にさせるか、「やる気」になるしくみをつくるか、
(あきらめて)「自分」でやるしかないのであります。

支店長時代、「報連相」を徹底しようと全現場にテレホンカードを渡しました。
すぐにクレームに対応したり、すぐにお詫びやお礼を言いたかったからです。

しかし、1か月たっても1回も電話はありません。
こんな時、「やれ」と言いに行っても仕方ありません。
彼らにとって、報連相はいやな事なのです。

私は、毎日、御用聞きのように現場に行きました。
支店のエリアを3つに分ければ、最低3日に1回は行けます。
その頻度でいけば、大抵の事はタイムリーに対応できます。

お菓子を戴いたお礼、便器を欠けさせたお詫び、補償・・・
タイムリーに対応すると、今度は現場にプレッシャーになります。
「起きた事はすぐ報告しないと」・・・・

私は、自分の思い通りに人が動いてくれないのは
すべて自分のせいだと思います。

by conyx | 2011-09-12 17:50  

成長でなく膨張

先日、銀行さんの講演会でカルビーの会長兼CEOの
松本晃氏のお話を聞きました。
氏は、ジョンソン&ジョンソンの前社長で講演の内容は、
クレドの効用のような話が中心でした。

氏は、京大農学部出身で冷静で論理的な話し方が
大変素敵で「やっぱり、理科系出身が経営者に向いている」と
意を強くしました。(私も理科系出身)

ジョンソン&ジョンソンのクレドは、大変勉強になり、
当社のクレドに足りない物をみつけたような気になり、
是非、参考にしたいと思いましたが、

冒頭、氏の実績を語った時、
「利益率が良くならない売上増は、成長でなく膨張だ」という
きつい一言がありました。

「成長」を語る時、少なくとも「利益率」が高くなる「戦略」は
必要でしょう。

by conyx | 2011-09-10 07:00  

ドイツ参謀本部

ドイツ参謀本部(渡部昇一)によると、
参謀の向き不向きを「やる気」と「能力」であらわすと、
1番良いのは、「やる気」も「能力」も高いタイプ。
これは、満場一致でしょう。

1番悪いのは、何でしょう?
本によると、1番悪いのは、
「「やる気」も「能力」もない」ではなく、
最悪は、「「やる気」はあるけど「能力」がない」タイプのようです。
これは、国をつぶします。

どっかの首相にそんなタイプがいましたが、
当社における「能力」は、「企業理念」を理解する能力が
一番大切であると思っています。

当社は、働く者が楽しそうに働く事ができ、
お客様やユーザー様に「ありがとう」と言われ、愛される事が
全ての前提条件です。

企業理念に全く賛同せず、
笑顔も挨拶もありがとうもなく、お金だけのために働く人が
いる事は、当社にとって最悪なのであります。

by conyx | 2011-09-09 07:00  

危機管理とは

サラリーマン時代、尊敬する上司からよく言われたのは、
「「まし」な結論で良い」という言葉です。

いろいろな判断をする時、
「最高」と「最悪」はいつもイメージしておかなくてはいけない。
最高なんてできっこない。
悩んだら、最悪だけ回避できれば良い。

この言葉は、随分、私を楽にしてくれました。
とにかく、「最悪」をイメージしてそれを回避できれば良いのですから。

仕事において、いつもイメージしているのは、
「最高」と「最悪」です。
「最高」は、「夢」ですし、「理想」ですので遠い先であります。
「最悪」は、会社の信用を落としたり、取り返しのつかないマイナスを背負ったりする事です。
企業の危機管理の基本は、「最悪」だけは想定し、そういう風にしないではないでしょうか?

私が気分的にいつも「楽」に生きている理由は、
「まし」な結論を「喜んで」受け入れているからです。

by conyx | 2011-09-08 14:47  

GEにおける評価

8月は夏休みでほとんど更新しませんでした。
9月からは、再開です。

さて、標題ですが、GEでは人事評定は、
パフォーマンス(成果を上げる能力)Pと
リーダーシップバリュー(社風を理解し皆をまとめる力)V
を掛け合わせたものが基準となるそうです。

こういった座標で記すと
1.P高V高・・・言う事なし昇進、昇給
2.P低V高
3.P高V低
4.P低V低・・・いらない、仕事換え
になるそうです。

GEでも2と3のどちらを評価するかは難しい問題のようです。

一匹オオカミで協調性がないが、稼いでくる人と
仕事やサービスが好きでお客さんや社員に好かれるけど成果が足らない人。

むつかしい選択ですが、
性格は変わりにくいけど、能力はまだ伸ばしやすい。
長い目で見た時、どちらの会社が長持ちするか(お客様の支持を得られるか)で考えると
やっぱ、後者の人を伸ばす事が企業にとって重要でしょう。

by conyx | 2011-09-02 06:04